合同研修エクセプション(単話)
俺は東(あずま)大輝。
IT企業に入社したばかりで、
他社の人たちと合同で研修を受けている。
研修内容のほとんどは大学でやった範囲のもの。
正直簡単だし、この最後に与えられた
モラトリアムのロスタイムを楽しもう――。
そんなことを考えていると、前方の席から
なにやら困った様子の声が。
声の主は、同じく研修中の山下ちひろ。
どうもプログラミングに苦労しているようだ。
とりあえず助けてみたものの、文系出身の彼女は
基礎からまるっきり理解していないようで……。
そこから俺は、来る日も来る日も山下さんを
サポートするハメになった。
こんな研修、楽勝終わらせるはずだったのに、
なぜこんな面倒事を……。
でも山下さん、透けブラ、透けパンしてたり
意図せず胸を当ててきたりと隙だらけで、
役得な面もあるんだよなぁ……。
そんなこんなで慌ただしく研修期間は過ぎ去り、
最終日、同期のみんなでの飲み会へ。
本社に戻ったらこいつらと会うこともないのか……。
などと感慨に耽っていると、
二次会には行かず帰ろうとする山下さんが目に入った。
……ってことは、彼女ともこれで最後?
そう思った俺は思わず山下さんを呼び止め、
二人で飲み直さないか提案していた。
すると「はい!」と快諾。そして……。
気付いたらラブホに連れ込んでいた――!
